dbt Semantic Layer
パブリッシャー: dbt Labs
説明
dbt Semantic Layer は dbt Labs の製品であり、組織がメトリクスを一元的に定義して、ダウンストリーム データ アプリケーションで安定したアクセスを確保できるようにします。このコネクタは、データを動的にクエリし、高度な SQL 生成を通じて結合を自動的に処理します。dbt Semantic Layer に関する詳細なドキュメントについては、こちらを参照してください。
Tableau で dbt Semantic Layer コネクタを使用して、dbt Semantic Layer へのライブ接続を確立し、コードで定義されたメトリクスをクエリしたり、信頼できる情報源からのデータを使ってダッシュボードを作成およびパブリッシュしたります。Tableau 用の dbt Semantic Layer コネクタを使用すると、ガバナンスを損なうことなく、データ抽出への依存を削減できるほか、追加のビジネス ロジックをコードに移動して、Tableau でシンプルなインターフェイスを作成できます。
インストール
前提条件
- dbt Cloud Team アカウントまたは Enterprise アカウントがあり、dbt バージョンが v1.6 以降である。
- dbt Cloud で dbt Semantic Layer を構成している。
- Tableau Desktop バージョン 2021.1 以降を使用している。
JDBC ドライバー 使用中のオペレーティング システムに応じたフォルダーに JDBC ドライバーをダウンロードします。
- Windows:
`C:\Program Files\Tableau\Drivers`
- Mac:
`~/Library/Tableau/Drivers or /Library/JDBC or ~/Library/JDBC`
- Linux:
`/opt/tableau/tableau_driver/jdbc`
Taco ファイル Taco ファイルをダウンロードして、既定のディレクトリに配置します。
- Desktop Windows: C:\ユーザー\[ユーザー名]\ドキュメント\マイ Tableau リポジトリ\コネクタ
- Desktop MacOS: /ユーザー/[ユーザー名]/ドキュメント/マイ Tableau リポジトリ/コネクタ
- Server Windows: C:\ProgramData\Tableau\Tableau Server\data\tabsvc\vizqlserver\Connectors
- Server Linux: [Tableau Server のインストール ディレクトリ]/data/tabsvc/vizqlserver/Connectors
Tableau Desktop または Tableau Server を再起動し、左側にある dbt Labs の dbt Semantic Layer コネクタを見つけます。Semantic Layer の構成中に dbt Cloud から提供された Host、Environment ID、Service Token の情報を使って接続します。
注意すべきこと
集計
- すべてのメトリクスは、Tableau の UI で「SUM」集計タイプを使用して表示され、これは、Tableau のインターフェイスを使用して変更できません。
- dbt Semantic Layer は、コードで集計タイプを制御しますが、これは、意図的に固定されています。dbt Semantic Layer の基本的な集計が「SUM」ではない場合があることに注意してください (「SUM」は Tableau の既定です)。
データ ソースと表示
- Tableau は、「すべての」データ ソースについて、dbt Semantic Layer のすべてのメトリクスとディメンションを左側に表示します。すべてのメトリクスとディメンションを組み合わせることができるわけではないことに注意してください。特定のディメンションをメトリクスでスライスできない場合は (逆の場合も同じ)、エラー メッセージを受け取ります。組み合わせる必要がある小さなデータに対して、保存したクエリを使用することができます。
- dbt Semantic Layer は、利用可能なメトリクスを表示するために、ディメンションとメトリクスが含まれた偽のテーブルのメタデータを、このテーブルの「列」として返します。そのため、プレビューや抽出のために、このテーブルを実際にクエリすることはできません。
計算とクエリ
- 非加算的に集計されたメトリクス (個別カウントなど) を使用する場合、「合計」や「次のパーセント」など、特定の表計算が正確でないことがあります。
- どのような Semantic Layer インターフェイス (Tableau だけでなく) でも、時間枠や粒度がある累積メトリクスを使用するときは、時間ディメンションを含める必要があります。
- パラメーター フィルターを作成したり、メトリクスやディメンションを動的に選択したりするために、計算フィールドがサポートされます。だだし、計算フィールドのその他の使用方法はサポートされていません。
- 注: 計算フィールドの現在サポートされていない使用事例については、dbt サポートに連絡してください。当社は、お知らせいただいた使用事例を詳しく把握したいと考えています。
- フィルターが含まれた保存済みのクエリを使用する場合、クエリに含まれたフィルターが自動的に適用されます。
サポートされていない機能
現時点では、次の Tableau 機能はサポートされていませんが、dbt Semantic Layer は、将来のリリースで、これらのいくつかの機能をサポートする可能性があります。
- データ ソース ページを更新する
- 「抽出」モードを使用してデータを表示する
- テーブルをユニオンする
- カスタム SQL / 初期 SQL を記述する
- テーブル拡張機能
- クロスデータベース結合
- 分析の一部の機能 --> 計算フィールドの作成
- 累積メトリクス タイプの日付部分の時間ディメンションでフィルターする
- 日付ディメンションを変更して「週数」を使用する
- dbt Semantic Layer が作成するテーブル間で結合を実行する。dbt Semantic Layer によって結合が処理されるため、dbt Semantic Layer でコンポーネントを結合する必要はありません。dbt Semantic Layer のテーブルと、データ プラットフォームの外部にあるテーブルを結合できることに注意してくださし。
詳細については、コネクタに関する dbt Labs ドキュメントを参照してください。
技術仕様
- バージョン
- 1.1.0
- 次に対応
- Tableau 2020.4 以降
リソース
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