一般的なビジネスの場合、顧客に関する豊富なデータがあり、個々の顧客が複数のプロファイルを持っている可能性は高くなります。実際、60％ 以上の企業が、顧客を唯一無二の個人として扱うことの難しさに直面しています。アクセラレーター「Unified Customer Spend Analysis」は、Data Cloud を使用して、個々の顧客を特定し、この問題を解決します。Egen が提供するこのアクセラレーターは、組織とのさまざまな接点において、顧客とその取引履歴の統合ビューを提供します。

このアクセラレーターは標準の Data Cloud オブジェクトに接続して、顧客データを使って実行できることを示します。具体的には、顧客生涯価値などの重要な指標を表示するほか、個々の顧客の詳細を掘り下げて、コンタクト ポイントの統合を表示し、ほぼリアルタイムで実行可能な意思決定を下せるようにします。当初、このダッシュボードは大学向けに作成され、大学組織内のさまざまな領域を統合したり、リンクしたりすることを目的としていましたが、多様な業界と使用事例で使用することができます。

[2023 年 9月に開催される DreamForce で、このアクセラレーターを構築した顧客データの専門家と交流する](https://www.springml.com/events/dreamforce-2023/)ことができます。また、[ビデオ コンテンツ](https://www.springml.com/events/data-cloud-tableau-connect-enable-and-engage-everywhere/)や[ブログ記事](https://www.springml.com/blog/how-salesforce-genie-solves-problems-across-industries/)からもインサイトを得ることができます。

### ビジネスに関する重要な質問への回答

* 最も顧客が多いのはどの地域か?
* 生涯価値が最も高いのはどの顧客か? また、前年比で支出はどのように変化したか?
* 最も多くの顧客を抱える人口統計上のグループはどれか? また、それが前年比でどのように変化したか?
* 会社の現在の合計年間支出と平均年間支出は?
* 統合顧客に関する重要な詳細は?
* 顧客別の合計支出は?

### KPI のモニタリングと改善

* 顧客生涯価値
* 平均注文数
* 経時的な支出
* 顧客別収益合計
* 各顧客のコンタクト ポイント数
* 顧客のデモグラフィック

### 必須のデータ属性

このアクセラレーターは、Data Cloud の標準オブジェクトに接続します。データ接続を右クリックし、[編集] をクリックしてから、自分の Data Cloud 認証資格情報を入力すると、Data Cloud の独自のインスタンスに接続できます。

Unified Customer Spend with Data Cloud

さまざまなコンタクト ポイントにおける顧客とそのトランザクション履歴の統合ビュー