*販売パイプラインは、組織がその販売機会 (またはリード) を売上に転換するプロセスです。*

この Tableau アクセラレーターを使用すると、次のことが可能になります。

* **販売パイプライン全体のレビュー**
* **売上実績の評価と改善**
    * パイプラインの生成
    * 商談を転換する能力
* **各商談所有者のプロファイルの理解と成長 (プロファイリングと推奨トレーニングに基づく)**
* **パイプラインをあらゆる詳細レベルで分析**
* **コンバージョン率が最も高い領域に注力**
* **パフォーマンスの改善推移の評価**
* **販売パイプライン アプリケーションで商談の詳細レベルを直接ドリルバックし、すぐにアクションを実行**

[デモ ビデオ](https://youtu.be/eBzCNcI5638)

*標準のパイプラインと比較して、重み付けされたパイプラインは、各商談の「成約確率」(% で表示) の概念を導入し、パイプラインのより正確で現実的な分析を可能にします。*

#### ビジネスに関する重要な質問への回答

* 販売パイプラインの規模はどのくらいか? (期限切れ、短期、中期、長期)
* 商談を転換する能力はどうだったか?
* 販売パイプラインにはどのような商談があるか?最も多く獲得する商談はどれか?
* 販売パイプラインはどのように構成されているか?
* 商談を転換する能力を促進するアカウントはどれか?

### KPI のモニタリングと改善

#### *オープンな商談*

* **パイプライン値**: オープンな商談の総額 (通貨で表示)
* **重み付けされたパイプライン値**: 成約確率で重み付けされたオープンな商談の総額 (通貨で表示)
* **オープン商談数**: 現在オープンな商談の数

#### すべての商談

* **クローズ商談総額**: クローズした商談の総額 (通貨で表示)
* **商談数**: 商談の総数 (オープンまたはクローズ)
* **平均商談規模**: オープンまたはクローズした商談の平均額 (通貨で表示)

#### *クローズした商談*

* **クローズ商談総額**: クローズした商談の総額 (通貨で表示)
* **総売上**: 獲得した商談の総額 (金額で表示)
* **クローズ商談数**: クローズした商談の数
* **獲得商談数**: 獲得した商談の数
* **逸失商談数**: 逸失した商談の数
* **販売サイクル**: 商談のクローズに要する平均時間 (獲得した商談のみを考慮)
* **販売サイクル (獲得)**: 商談の獲得に要する平均時間
* **販売サイクル (逸失)**: 商談のクローズに要する平均時間 (逸失した商談のみを考慮)
* **平均取引規模 (獲得)**: 獲得した商談の平均額 (通貨で表示)

#### *パフォーマンス*

* **獲得/逸失比率**: クローズしたすべての商談数に対する獲得商談数の割合 (% で表示)
* **コンバージョン率**: クローズしたすべての商談額に対する獲得商談額の割合 (% で表示)
* **販売速度**: どのくらいの速さで販売しているか (毎日どれだけの売上があるか) を特定 (通貨で表示)

### 必須の属性

* **商談 ID** *(文字列)*: 商談のユニークな ID
* **アカウント** *(文字列)*: お客様/見込み客の名前
* **商談所有者** *(文字列)*: 商談の所有者
* **商談種別** *(文字列)*: 商談の種別
* **商談内容** *(文字列)*: 商談の説明
* **商談状況** *(文字列)*: 商談のステージ (任意の基準による)
* **オープン フラグ** *(文字列)* ← 想定値: 「Y」、「N」「Y」は、商談がオープンであることを意味します。
* **獲得フラグ** *(文字列)* ← 想定値: 「Y」、「N」「Y」は、商談がクローズされ、獲得したことを意味します。
* **作成日** *(日付)*: 商談作成日
* **(推定) クローズ日** *(日付)*: 商談が完了した場合は実際の完了日、それ以外の場合は完了予定日
* **金額** *(数値)*: 商談額
* **成約確率** *(数値)*: 商談を獲得できる確率 (0.5 は 50% を意味する)

## 開始手順

1.Tableau Desktop バージョン 2023.2 以降がインストールされていて、ライセンスが付与されていることを確認します。Salesforce Data Cloud コネクタを使用して、Data Cloud に接続します。[こちら](https://help.salesforce.com/s/articleView?id=release-notes.cdp_rn_2023_summer_tableau_connector.htm&release=244&type=5)で説明されているように、このコネクタは、Data Cloud Summer’ 23 リリースから使用可能になります。このアクセラレーターは、Salesforce Data Cloud コネクタのみと連携します。
2.Salesforce Data Cloud (旧称 Salesforce CDP) からデータを取得するためのアクセス権が Tableau にプロビジョニングされていることを確認します。詳細については、[Data Cloud のヘルプ サイト](https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.c360_a_tableau_connector.htm&type=5)でドキュメントを参照してください。

### データ モデル要件を理解する

#### このアクセラレーターは、次のオブジェクトのデータを表示します

* ssot\_\_Opportunity\_\_dlm (カスタム フィールド ラベル: 所有者 ID と API 名所有者 ID (システムが \_\_c を追加))
* ssot\_\_Account\_\_dlm
* ssot\_\_Lead\_\_dlm
* tab\_Data\_Source\_\_dlm (カスタム オブジェクト)
    * オブジェクト ラベル: データ ソース
    * オブジェクト カテゴリ: その他
    * オブジェクト API 名: tab\_Data\_Source\_\_dlm
    * オブジェクト フィールド: この [CSV ファイル](https://github.com/tableau/Accelerators/blob/b4d621cf475b2cb37cca2acc82efd78c6119179f/DataCloud-CustomDMOs/tab_Data_Source__dlm.csv)を使用して、データ モデル オブジェクトを作成します
    * CSV ファイルからカスタム オブジェクトを作成する方法 [詳細情報](https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.c360_a_create_custom_dmo_from_csv.htm&type=5)

Salesforce Data Cloud - Weighted Sales Pipeline

Data Cloud: 販売パイプライン全体のレビュー (成約見込みのある商談) を実施